
★イベント終了レポート★空飛ぶ笛~リコーダーと尺八の笛物語~
2013年07月09日
☆当ホールのボランティアライターズの方によるレポートです☆
公演や講座の雰囲気や感想を、みなさまに発信する活動をしています。
5/3(金・祝)に『空飛ぶ笛~リコーダーと尺八の笛物語~』を開催いたしました。
和と洋の笛のコラボレーションが実現。
公演開始前には、江崎浩司氏による、リコーダーのワークショップを実施し、
皆様で合奏を楽しみました。
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〇ボランティアライターズ・レポート〇
●1.ワークショップ
新緑のまぶしい青葉の森公園を通り会場に到着。
演奏の始まる前に、マエストロ江崎さんによるリコーダーのワークショップが開催され、抽選で選ばれたラッキーな20人の方々がリコーダーを持参して、マエストロから極意を直接教えてもらいます。
まずはレの音だけで、レーレ・レというリズムの取り方の勉強、皆さんとてもお上手なので江崎先生からおほめの言葉をいただき、チェンバロとリコーダーのメロディーに、皆さんの吹くレーレ・レのリズムを合せて<戦いパヴァ―ヌ>を演奏、次にドップラー効果を利用した救急車の音をリコーダーで吹くという楽しいことも教わり、あっと言う間の1時間でした。
2.演奏会
リコーダーと尺八という和と洋の楽器のコラボレーション、今はで聴いたことのない魅力的な演奏にこころ弾みます。
チェンバロとバロックオーボエの演奏から始まり、目を閉じて聴いていると中世の宮廷に招かれたような優雅な気持ちになりました。
演奏の合間の江崎さんのお話しも楽しく、曲の紹介や楽器にまつわるお話では、バッロクオーボエがギネスブックで世界一難しい楽器であると紹介された事とかなど、演奏を聞きながら楽しく学ばせていただきました。
尺八の演奏者、ネプチューンンさんは長身でスレンダーなアメリカ人、尺八を吹いている姿がとても<枠>な方。
リコーダーと尺八のコラボで聞くG線上のアリア、カノン、その他和と洋の楽器で演奏するバロック音楽も素晴らしく、タンゴでアレンジされた<エリーゼの為に>はまるで別の曲に聞こえ、これが<エリーゼの為に>とは思えないほど新鮮でした。
尺八とリコーダーが絡み合う<テイクファイブ>は客席から手拍子でジャズのライブハウスの乗りで盛り上がりました。
終演後はロビーに設けられた売店でCDを買った方々に、江崎さんとネプチューンさんがCDにサインをして下さり、最後まで楽しい演奏会でした。
ボランティアライターズ 清水尚子
