
★イベント終了レポート★能・狂言を楽しむ講座「若葉の会」(1/21開催)
2012年02月12日
3月3日(土)の「青葉能」の開催に先駆けて、能楽鑑賞の初心者の方には手引きとして、鑑賞したことがある方には更に楽しんで頂くための講演会「若葉の会」が1月21日(土)に開催されました。当ホールのボランティアライターズの方によるレポートです。
♪ボランティアライターズ♪
ホール主催の公演や講座の雰囲気や感想を、みなさまに発信する活動をしています。
□ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □
1月21日土曜日、「若葉の会」能・狂言を楽しむ講座に参加しました。
「はじめての能」とつけられたタイトル通り、基礎の基礎からの説明でした。
丁寧に、わかりやすく説明してくれたのは、大阪音楽大学講師の北見真智子さん。
名前から、その人の役割、流派がわかること。役割は、選択したらそれに一生を捧げ、務めるということを知り、ひとつひとつが専門職で、その役割の専門家であるということが、とても心に残りました。
参加者は、一度は能を観たことがある、という方が多かったのですが、みなさん真剣に講演を聞いていました。謡というのを、手拍子でリズムをとり、セリフがどのように言われるのか、実際に体験した後には、少し緊張がほぐれた気がします。
独特だと思ったのは、主人公が、決してヒーローではないという点。本舞台だけが舞台ではない点。
舞台は、専用の舞台を使用するそうで、人間国宝のふたりが共演する、3月3日土曜日の「青葉能」は、貴重な時間になることを暗示させる講演でした。
【ボランティアライターズ 朴京淑】
